往事茫々 昔のことぞしのばるる・・・

古希ちかくなった暇なオジさんが、あれこれと折にふれて思い出したことや地元の歴史などを書き留めていきます

2024-01-01から1年間の記事一覧

地区(村)の名はどう推移したのか? ーふるさと山国の今昔あれこれー

平成18年(2006年)3月に、旧加東郡の社・滝野・東条の3町が合併して加東市となり、私たちの地区も「兵庫県加東市山国」となりました。それでは大昔から政治体制の変革、行政区画の推移、市町村合併などにより、地区の呼称はどう推移してきたのでしょうか…

「山国」という地名について  ーふるさと山国 今昔あれこれ 1 ー

私の地区(兵庫県加東市山国)の名称「山国」の読み方ですが、「やまぐに」と濁らずに「やまくに」と読みます。平成の頃から地区への転入者が増加し、令和5年度(2023)の時点では、いわゆる「本村」(明治時代以前から在住)の戸数が約160軒なのに対して、…

「忘れ得ぬ人」

ここ2ヶ月ほど、昼寝癖をやめたら、(当たり前ですが)寝付きはよくなりました。ところが、最近、すぐに入眠できないときに、以前の落語にかわりにYouTubeで朗読をいくつか聴いている中に、国木田独歩「二老人」(朗読・寺島尚正 https://www.youtube.com/wa…

「サクラサク」 合格電報の話から・・・

例年なら、桜の開花状況が毎日のニュースとともに聞かれるのに、今年は寒暖の差が大きいのと、雨が多いせいか、近くの桜のつぼみも堅く、一向に咲く気配がありません。 これまでに、電報というものをもらったのは、おそらく大学入試(合格発表)、先月の父の…

奇習「彼岸乞食」のこと

彼岸乞食 (社町山国部落の奇習)村内十三歳以下の男子十数人一組となり、(春の彼岸)中日の日未明より各方面に立ち分かれ、袋或いは風呂敷等を携えて各戸を叩き「彼岸々々」と呼び歩き、金銭、米或いは野菜乾物等を強制的に貰い受け、最後に一ヶ所或いは二…

映画の想い出 ー小学校時代ー

昭和37年(1962)から昭和42年(1967)の小学校時代、まだ体育館がなかった(6年時に完成?)ために、全校朝礼は運動場で、音楽会や映画鑑賞などの文化的行事は、昭和11年(1936)に建てられた校舎2階の講堂で行われていたように記憶しています。 今となって…

中学生の頃憧れた職業は・・・

先日、家人が押し入れから私の中学の卒業アルバムを探し出してきました。昭和46年(1971)ですから、53年前のものです。もちろん白黒。たしか3年後の高校のアルバムも同じく白黒でした。4クラス140数名は、地元小学校からそのまま同じ中学へ進んだので、転校…

50年前の今頃は・・・

ちょうど50年前といえば、昭和49年(1974)2月のことで、高校3年の3学期も自宅学習期間に入っていました。既に1月から自主的に(?)自宅学習に入っていた級友もいましたが、私は登校も生活のリズムを維持するには良いかと学校に行っていたように思いま…

新型コロナに感染(;。;) 

「コロナ第10波に入った」の声…インフルと同時流行 https://news.yahoo.co.jp/articles/5319417807bce96bd1a185f3485534248ce8b4e8 「あ、今年も花粉症が来たか!」と思った先週金曜日の朝。 その後、軽い頭痛、肩こり、日曜夜には喉痛で目が覚めるといっ…

母校の校舎・キャンパス今昔 統廃合や移転を経て

地方では、過疎化・少子化などの進行から小中学校の統廃合が珍しくありません。私の住む市の周辺でも、そうした統廃合のプランのない市町はないと言って良いでしょう。 大学でも定員を大きく割り込むのが常態化していて、「廃学」にならないのが不思議なぐら…

相撲嫌いの訳は・・・

今泉諏訪神社子ども奉納相撲 写真はイメージです 大相撲の初場所が始まっています。元々、スポーツには縁のない人間で、テレビ観戦もプロ野球(オリックス)ぐらいで、サッカー、ゴルフなどよくテレビ中継があるのはもちろん知ってはいますが、まずルールを…

今日は「成人の日」ですが・・・

2024/1/8 Yahooニュースより 今朝は播磨内陸部の温暖な当地でも、外に停めている乗用車の屋根に、この冬初めてうっすらと白いものが見られました。 その昔、「成人の日」と言えば1月15日でしたが、いつ頃からか第2月曜になりました。調べるとWikipedia では2…

「社小学校運動唱歌」を発見!

数年来、昔からの書類、冊子、領収書、パンフレット等々が乱雑に放置されている老父(認知症が主因で要介護3(;。;))の座り机周辺を、年末から気が向いたら片付けていると、時々捨てるには惜しいものがあります。今日たまたま見つけたのは、今から10年ほど…

中山義秀『厚物咲』に描かれた「心身を病んだ明治の苦学生」から・・・・

中山義秀(ぎしゅう)の短編小説。『文学界』1938年(昭和13)4月号に掲載、同年9月、小山書店刊の同名の短編集に収録。吝嗇(りんしょく)で守銭奴である片野老人は、片意地に生きたすえ、陋屋(ろうおく)に縊(くび)れ死ぬが、その足下には片意地の咲かせたみご…

タイトル変更です😣

元のブログ「坊っちゃんに見る明治の中学校あれこれ」の記事を、2020年12月から3年と一月更新できておりません。(記事を元にした同タイトルの本を電子書籍、PODの本、ともにアマゾンで販売しております(^0^)) 元のブログに興味を持っていただいた方には…